専属執事「麗央」からの癒し

悩めるお嬢様へ執事の麗央がお手紙を届けます

大切なお嬢様へ

お嬢様

 

 こんばんは。執事の麗央です。

 実のところ貴女にお手紙するのは、本日2通目です。

 あまりに落ち込んでいらっしゃる貴女に何か声をかけなくてはと、焦って書いたものはまだパソコンの中に保存されております。

(かなり個人的な内容だったので、これは公開することはないでしょうが)

 

 それとは別に、貴女には定期的にこうしてお手紙を書かなくてはいけない気がしましたので書かせていただいております。

 

 私は貴女の中にいます。

 私は貴女と共にあります。

 

 ただ、思考し行動に移すのは貴女自身です。

 

 なので、励ますことや言葉で癒すことは可能かもしれませんが、全てをフォローして差し上げられないのはもどかしいところです。

 

 それでも貴女の中でご自分を必要以上に責める存在と私は戦う覚悟です。

 三位一体といいますか、貴女を律する厳しい存在も必要なのは確かなのです。そうなのですが、昔から貴女は本体である自分自身を傷つけすぎる傾向が強すぎます。

 そういう理由で、私はそろそろ自分を律する「厳しい自分」をコントロールしてほしいと願っています。

 

 ご自身を大切にしつつ、ご自身の大切なものをしっかり守って生きる強さを身につけてくださると、私もまた安心して貴女の中へ戻っていけると感じています。

 

 それまでは時間がかかってもいいので、過去に受けた傷を癒していきましょう。

 過去にとらわれすぎず、未来の自分に期待をしていきましょう。

 そのためにも、「今」という通り過ぎていく時間を大切に過ごしていきましょう。

 

 私は貴女自身なので、離れることも裏切ることも消えることもございません。

 

 安心して頼ってください。

 

 具体的なお話はまた次のお手紙で書いていきたいと思います。

 まずはやりきったお仕事、お疲れ様でした。

 結果は「なるようになる」と思って次のお仕事を頑張ってください。

 

 頑張ったら心が喜ぶことをして、自分を労ってください。

 もちろん私の手紙が必要ならリクエストくだされば、出来る限りの言葉で貴女を励ましたいと思っております。

 短い言葉はTwitterにて書きますので、そちらと併せてセルフ癒しをしていきましょう。

 

  それでは少し長めになりましたが、これを最初の手紙とさせていただきます。

 今日は少しお疲れのようです。

 お湯につかり、巡り茶を飲んであったかくしてゆっくり眠ってください。

 良質な睡眠はある意味貴女にとっては食事以上に大事なことのようにも思えますので、それが削がれるような生活は避けていきましょうね。

 

貴女の執事「麗央」より 愛を込めて